平川美香さんと言えばおじさん姿でのパフォーマンスが強烈なインパクトを誇る、沖縄出身の女性ミュージシャンです。
「平川のおじさん」の他にも「レディー・ブブ」というレディー・ガガをモチーフにしたキャラクターもありますね。
その衝撃が脳裏に焼き付いて離れない!という方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
そんな平川美香さんの代表曲のひとつに挙げられるのが『ダイナミック琉球』という曲でしょう。
この『ダイナミック琉球』は平川さんのオリジナル曲ではなくカバー曲になりますが、筆者は初めて聴いた時には魂が震えるほどシビれたものです。
そこで、平川美香さんの歌う『ダイナミック琉球』という楽曲の持つ魅力を掘り下げてみたいと思います。
魂が震える名曲『ダイナミック琉球』
冒頭でも申し上げたように、この『ダイナミック琉球』という曲…
人の魂を揺さぶるような、人の心の中のエネルギーを湧き立たせるような、そんなパワーを感じる曲だと個人的に思ってます。
絶賛ですね、ハイ!
平川美香×ダイナミック琉球
そのような力のある曲に平川美香さんのこれまたパワフル&ソウルフルなボーカルが加わることによる相乗効果で、曲の持つ魅力とエネルギーが何倍にも引き上げられた…
表現がちょっと大げさかもしれませんが、そのような印象を抱きます。
音楽の魅力を語るのにふさわしい言葉かは分かりませんが(笑)
(筆者は音楽の専門的な知識は皆無のド素人ですのでご容赦を)
動画を貼っておきますので、是非お聴きになって魂を揺さぶられてください。
心の中からエネルギーが湧き上がる感覚を一人でも多くの人に体験してもらえたら嬉しいですね。
関連記事:平川美香の歌が凄い!おじさん姿(笑)で歌い上げる名曲を集めてみた
成底ゆう子Ver.
お次は平川美香さんと同じく沖縄出身のシンガーソングライター・成底ゆう子さんが歌うバージョンのご紹介です!
成底ゆう子さんは平川美香さんとはある意味正反対とも言える、澄みやかで伸びのある高音のボーカルが実に美しい方です。
女性ボーカルの個人的な好みを言えば低音で力強い平川美香さんタイプが好きなんですが、成底ゆう子さんの透き通るような高音には、低音とは違う意味での突き抜けた強さを感じます。
聴いていて非常に心地良い歌声です。
ここでは敢えてLIVEバージョンをご紹介したいと思います。
CD音源と違って一切ごまかしのきかないライブなのに、CD以上のうまさで聴かせるとか…
この成底ゆう子さん、控えめに言っても神ですわ…
もっと知名度が上がってたくさんの人に聴いてもらえることを切に願いますよ。
(失礼な言い方ですが)こんな人が埋もれてるなんてもったいない!
日本の音楽界にとって、あっちゃならんことだと思いますよ。
イクマあきらVer.
そして今度はこの曲の作曲者でもあるイクマあきらさんバージョンです。
と言うか元々はイクマさんの作曲・歌唱で2009年にリリースされたものが原曲ですから、これこそ『ダイナミック琉球』の元祖・本家というべきところです。
いや~イクマさんの声、久しぶりに聞いたわ懐かしい~!
イクマあきらさんと言えば「E-ZEE BAND」の中心メンバーとして1990年にデビューした、知る人ぞ知るミュージシャンです。
ちなみに当時は本名の「生熊 朗」表記でしたね。
筆者もアルバム3枚ほど持っていてよく聴いてました!
テキトーなこと言ってるにわかファンではないことの証明として写真を貼っておきます(笑)
いや90年代当時からカッコイイ音楽だったけど、『ダイナミック琉球』でもまったく色褪せてないですね!
『ダイナミック琉球』自体がリリースから10年以上経過してますけど古さなんかまるで感じさせないですしね。
「真に良いもの・価値あるものは時代を超えた普遍的な良さがある」といった言葉がピッタリの、素晴らしくカッコイイ楽曲だと思います。
作曲者:イクマあきら
せっかくなのでイクマあきらさんのことも少しご紹介しておきましょう。
字面が似ていますがさくまあきらさんとは別人です。
実は私、「ジャンプ放送局」への投稿歴があって10回ほどハガキが採用・掲載されたことがあり、これが人生で唯一の自慢だったりします。
記事とは何の関係もないですけど。
イクマあきら経歴
先に述べた通り1990年にデビューし「E-ZEE BAND」として数枚のシングル・アルバムをリリース。
残念ながら90年代後半は名前を聞かなくなり、リリースも途絶えていたようです。
そして2000年に沖縄移住…このニュースはどこかで聞いた覚えがうっすらありますが、筆者個人に限ってはイクマさんの音楽を耳にする機会はそれ以降ありませんでした。
イクマさん自身の曲も作ってはいたようですが、様々なミュージシャンをプロデュースする側に回っていたみたいですね。
沖縄移住から10年近く経った2009年、『ダイナミック琉球』リリース。
県内で大きな反響があり、上でご紹介したように実力派ミュージシャンがカバーしたり、最近では高校野球の応援歌として多くの学校に採用されるに至る、と。
なるほど、高校野球の応援歌にはピッタリじゃないですかね。
筆者のようなくたびれたオッサンの魂すら震わせるパワーを持った曲ですから、若者が聴いたらきっとホウレン草を食べたポパイみたいに力がみなぎってくるに違いありません!
イクマあきら名曲集
E-ZEE BAND時代のカッコイイ曲をいくつかご紹介しますね。
♪“WOW WOW”
シングルやアルバムに収録されていたのは日本語バージョンだったはずですけど、この英語バージョンがどこで発表されたのか…すいません知りません。
この曲がカッコよくてE-ZEE BANDのCDを初購入した、個人的に思い出の曲です。
(それにしても90年代ど真ん中の画像すげぇ…笑)
♪“My Girl”
切なくも温かい気持ちになるような、めちゃくちゃイイ曲です。
当時のバイト先の有線放送で1日に何回もかかってたことが思い出されます。
数字的な資料や裏付けはないんですけど、E-ZEE BANDでは最も売れた曲な気がします。
♪“DANCE AROUND”
この曲が収録されたアルバムの発売が初夏だったのもあってか、夏のイメージが強いですね。
真夏に吹く、強くはないけどちょっとだけ涼しさを運んでくれる風…みたいな。
アルバム聴きまくってて次作も楽しみにしてたんですけど、残念ながらこれ以降はリリースが途絶えてしまったみたいです。
それからかなりの時間が経った今、『ダイナミック琉球』で再びイクマさんの曲に出会えるとは夢にも思いませんでしたね。
しかも超名曲だし!
いや~、音楽って本当に素晴らしですね!
まとめ
平川美香さんが歌う『ダイナミック琉球』という曲について、お伝えしてきました。
平川さんだけでなく、成底ゆう子さん・イクマあきらさんといった実力派ミュージシャンが歌ってきた『ダイナミック琉球』。
平川美香さんの、パワフル&ソウルフルなボーカル。
成底ゆう子さんの、LIVEでありながらCD以上に透き通る高音。
そして作曲者でもあるイクマあきらさんの、E-ZEE BAND時代を彷彿とさせながらも「沖縄感」がプラスされた姿。
それぞれまったく違う特徴でありながら、そのどれもが活かされている…
逆に言えば様々なミュージシャンの魅力を引き立たせられる名曲。
それが『ダイナミック琉球』という曲なんじゃないか、と思うのです。
リリースから10年以上が経過しても色褪せず、まるで古さなど感じさせない。
時代を超えた名曲をつい最近まで知らなかったことが個人的に悔やまれますね。
今まで聴けなかった分もこれからヘビーローテーションでガンガン聴きまくってやろうと思います!
コメント