現代ホスト界の帝王と呼ばれ、今やタレント・実業家としてもめざましい活躍をされている、あのローランド様が、バンタン専門校の卒業式において卒業生に向けたスピーチを贈られました。
このご時世ゆえの無観客でのスピーチというやりづらさもある状況の中、ローランド様が卒業生に贈った静かながらも熱いメッセージをご紹介したいと思います!
ローランド様の卒業スピーチ
スピーチの模様はYouTubeのローランド様公式チャンネル『THE ROLAND SHOW』にて公開されています。
では、ローランド様の熱いメッセージの数々をあらためて見ていきましょう!
笑われるくらいの夢の方が叶える価値はある・前例がなければ作ればいい
新人時代のローランド様が「ホスト界の帝王になりたい」と語ったところ、100人中100人に「できるわけない」「馬鹿げている」と笑われることに。
そこで「そうだよな、そんな夢叶うわけないよな」とは微塵も思わなかったローランド様。
「なら100人全員が間違っていると証明してやる」と奮起。
そして今、10年近く経って実際に証明できた。
夢や野望、大きな目標を「できっこない」と笑われて諦めるのはあまりにも勿体ない。
笑われるくらいの夢の方が叶える価値はある。
逆に言うと、笑われないような夢というのは「それぐらいの夢なら叶うよね」と思われてるから、笑われない。
笑われるというのは、それだけスケールが大きくて前例のない夢だから。
笑われるくらいの夢を掲げて、そして叶えてほしい。
前例がないなら作ればいいじゃないか。
歴史上に名を残してきた人たちは皆ルール違反をした人たち
「飲まずして売れるホストになりたい」「飲まない方が一律のサービスを提供できるじゃないか」と考えるローランド様。
しかしホスト業界では飲むのが当たり前、飲まないホストなんてありえないという風潮。
ならば、前例がないなら作ればいいじゃないか。
歴史上に名を残してきた人たちは皆、ルール違反をした人たち。
人を傷つけるルール違反ではなく、自分が信じた道だったらルール違反をする勇気を持ってほしい。
才能が無いことも、1個の才能
「自分には才能が無い。優れた知識も特技も無い」と言うローランド様。
「なんでこんなに才能が無いんだろう」「自分は何なんだろう」と思うも、マインドを変えると、『才能がないからこそ、いろいろ試行錯誤できる』とも考えられる。
その結果、仕事に対してとことん向き合うことが出来た。
才能があったらそうはいかなかったかもしれない。
才能が無いのも、1個の才能。
才能が無いからこそ仕事に対してポジティブに向き合える。
自分自身は、自分の味方でいてあげてほしい
今は、TwitterやInstagramなどで、自分と他人を用意に比べられる時代。
自己肯定力が下がってしまうことも多くあるが、最終的には自分の味方は自分しかいない。
自分だけは自分の味方で居続けないとやっていけない。
だから、自分自身を愛して、自分自身を大切にして、自分はずっと自分の味方でいてほしい。
「使えない後輩だな」と言われたら、「使いこなせないの間違いじゃない?」と言い返してやった。
自分自身が一番の味方であって、最後に支えてくれる存在。
自分自身は、自分の味方でいてあげてほしい。
止まない雨はないと思うくらいなら、雲の上に行く努力をしよう
「止まない雨はない」という言葉。
これは、時間が解決してくれるのを待つだけで、能動的な言葉ではない。
ならば、止まない雨はないと思うくらいなら、雲の上に行く努力をしよう。
雲の上に行ったら必然的に雨雲の上に行くので、ずっと晴れ。
嫌なことがあったら時間が解決してくれるのを待つよりも、能動的だし前向きだしアクティブじゃない?
世の中には2種類の人間しかいない。私か私以外か
自分の人生は自分が主役。
世の中には2種類の人間しかいない。私か、私以外か。
そう思って人生の主役を演じきってください。
感想
このローランド様のスピーチはバンタン卒業生に向けたメッセージではありますが、「グッときた」「胸に深く刺さった」という方は多いんじゃないでしょうか。
筆者もそのひとりです。
夢のスケールの大きい小さいは人それぞれであっていい、と個人的には思います。
夢を叶えたい気持ちが日々を生きる原動力となるならば、大きい小さいは関係ないと。
しかし他人に笑われるくらいの方がより大きなエネルギーが湧いてくると考えれば、よりスケールの大きな夢を持つことにも意義がある…とも感じますね。
「前例がないなら作る」「自分の信じた道を突き進むためにはルール違反も厭わない」という姿勢を貫くには、より強い・より大きな・より沢山のエネルギーが必要でしょうから。
才能が無くて上手くいかないからこそ試行錯誤できて、仕事にとことん向き合える。
これは目から鱗でしたね。
「才能が無くて上手くいかない→諦める」という凡人の典型のような人生を送ってきた筆者には(笑)心に深く刺さると同時に、耳が痛い言葉でもありました(苦笑)
しかしながら、そんなダメな自分を嫌うのではなく愛してあげる。
そういった発想も自分にはなかったように思います。
自分で自分を支えてあげないと、雲の上に行くための努力だって出来ないわけですからね。
心のどこかで「時間が解決してくれる」と思い続けるうちに中年になってしまった筆者には、本当グサッと刺さります(笑)
でもですね、痛いだけじゃないんですよ。
心の不純物を取り除いてもらったような、モヤモヤが晴れたような、心地よく心を抉られたような不思議な感覚だったりするのです。
まとめ
ローランド様の名言だらけの卒業スピーチについてお送りしてきました!
みなさんはどのように感じられたでしょうか?
一口にホストというとちょっとネガティブなイメージで見られる部分もあるかと思います。
が、このスピーチにおけるローランド様の話を聞けば、その懐の深さや前向きに苦労を乗り越えてきたことが窺い知れますね。
と言うか、正直ここまで心にグッサリ刺さるとは思ってませんでした!
動画観て良かった!
一瞬スルーしかけたけど思いとどまって観て本当に良かったぁ~(笑)
これからあらためて人生の主役を演じる気持ちで生きていきたいと切に思います。
筆者以外のもう1種類の人間であるみなさんは、どう感じましたか?
自分の人生の主役を演じ切るという生き方、悪くないと思います!
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